客席の照明卓でオペレーターがQシートを見ながら、ステージ上のダンサーに合わせて照明を操作している様子
ダンス発表会の照明オペレーション

演者と照明が、
同じ画面を見る。

音源のタイム取りから、舞台の配置、
コンソール書き出しまで。
手書きのQシートを、演者と照明の“共通言語”に。

Cue management for stage lighting. One sheet. One source of truth. Sync every cue.
  • タイムライン × 1×8音源にぴったり同期
  • ステージ配置エディタ直感的にドラッグ配置
  • 演者と照明の認識合わせコメント・レビュー・承認
  • コンソール書き出しCSV / ETC Eos ASCII
  • クラウドで共有・管理どこからでも最新データ

手書きの帳票が2種類あり、
転記と打ち込みが毎回発生している。

ダンス発表会の照明は、インストラクターが書く「照明案」と、オペレーターが起こす「Qシート」という 2つの手書き帳票で進みます。書式は統一されておらず、タイム取りも転記も打ち込みも、すべて手作業です。

2種類

役割の違う手書き帳票
(照明案/Qシート)

20cue

1曲あたりの平均キュー数

60

1曲の打ち込みにかかる時間
(曲数分だけ積み上がる)

5工程

タイム取り→打合せ→Qシート起こし
→打ち込み→本番

ISSUE A

認識のズレ

「センターに集めて下さい」「お任せで」——演者側の意図は自然言語で伝わり、照明側の解釈と食い違う。 本番でのイメージ相違につながります。

ISSUE B

属人化・手書き

記法も略号も個人依存。担当が代われば品質がぶれ、引き継ぎのたびに教育コストがかかります。

ISSUE C

二重転記

照明案の内容をQシートへ人手で写し替える工程。転記ミスと二重メンテナンスが常につきまといます。

ISSUE D

タイム取りの手作業

音源を繰り返し聞いてキッカケの尺を手で取る。時間がかかるうえ、精度が耳頼みになります。

ISSUE E

打ち込みの手作業

コンソールへの入力は最大の工数。曲数分だけ線形に増え、本番直前に集中します。

「照明案書くのって全然ちがう/よみとくのがめんどう」 — 現場の手書き資料に残されたメモより

工程ごとに、どう変わるか。

置き換えるのは「伝達」と「転記」の部分だけ。オペレーターの解釈と技はそのまま残します。

工程 これまで CueSync
タイム取り 音源を繰り返し聞いて手で尺を取る 波形の上でダブルクリックするだけ。1×8のグリッドが曲に合わせて並ぶ
照明案 手書き。書式・粒度がバラバラで読み解きに手間 配置はドラッグ、イメージはタップで選ぶ。統一書式で残る
打ち合わせ 紙とリハ映像を突き合わせて口頭で確認 同じ画面で意図と技術解釈を左右に並べて確認。合意はコメントと承認で残す
Qシート 照明案を見ながら手書きで転記 配置・タイム・カウントは自動で入る。色と効果を付けるだけ
打ち込み コンソールに1曲あたり約1時間で手入力 タイミング付きのキュー雛形を書き出し、打ち込みの下地にする

1つのキューデータを、
立場の違う3人が別のビューで見る。

2つの帳票を1枚の「統合デジタルQシート」に束ね、それを業務の唯一の正とします。 楽曲の時間軸と、ダンサーが使うカウント単位「1×8」を共通のグリッドにするのが設計の核です。

01 インストラクター / 演者代表

意図を入力する

色・エリア・効果・雰囲気をタップで選び、動きの意図は自然言語で。舞台の配置はドラッグで置くだけ。 照明の専門用語を知らなくても伝わります。

02 照明オペレーター

Qシートを組む

配置とタイム/カウントは自動で入るので、キュー番号と色・効果・フェードを付けるだけ。 演者の意図が各キューに併記され、意図と技術値を同じ視野で扱えます。

03 舞台監督 / 演出

認識を合わせる

「演者の意図」と「照明の技術解釈」を左右に並べて確認。コメントと承認で合意を明文化し、 「言った/言わない」を残さず潰します。

Single Source of Truth

転記が構造的に消え、同じ画面を見ることで認識のズレが縮まる。

印刷用のQシートも、コンソール書き出し用のデータも、すべて同じ1つのデータから派生します。

現場の手順に、そのまま乗る。

以下はすべて実際の画面です。モックアップではありません。

FEATURE 01

音源の波形に、
1×8のグリッドを重ねる。

音源をアップロードすると波形が並び、BPMと1拍目を決めるとカウントのグリッドが曲に合った位置に並びます。 キッカケの位置は、波形をダブルクリックするだけで打てます。

  • BPMはタップテンポでも手入力でも設定可能
  • 自動推定は“下書き”として提示し、確定は人が行う設計
  • 1×8(8カウント=2小節)=ダンサーの数の単位でそのまま指定
音源の波形と1×8カウントのグリッドが表示されたQシート画面
波形 + 1×8グリッド + 再生ヘッド
FEATURE 02

照明オペレーターのための、
情報密度の高いQシート。

横軸は時間とカウント、縦軸はキュー・照明イメージ・ムーブメント・ステージ配置・メモ。 手書きのQシートの構造をそのままデジタルにしています。

  • 演者の意図を各キューに併記し、同一視野で扱う
  • フェード秒・タイミングをインラインで編集
  • 承認済みのキューを直すと「要再同期」に落ち、再確認を促す
キュー041〜045が横並びに表示されたQシートの編集画面
Qシート(照明オペレーター向けビュー)
FEATURE 03

専門用語を出さずに、
“やりたいこと”を残せる。

演者側の画面には専門用語を出しません。色・場所・雰囲気はタップで選び、動きの意図は自由記述。 舞台の配置は上から見た図に演者を置くだけです。

  • 右側に「照明はこう受け取っています」を常時表示
  • ズレをその場で発見でき、レビューに持ち込む前に潰せる
  • 自由記述を“選べる語彙”に正規化するのが認識ズレ解消の要
色や雰囲気をタップで選び、意図を書き込む演者側の入力画面
演者 / インストラクター側 入力画面
FEATURE 04

意図と技術解釈を、
左右に並べて承認する。

キューごとに「演者の意図」と「照明の技術解釈」を対比表示。コメントで詰め、承認で確定します。 承認と差し戻しは履歴として残ります。

  • 未承認・要対応のキューが自動的に上に並ぶ
  • 曲全体の同期プログレスをひと目で確認
  • 承認権限は舞台監督/管理者のみ
演者の意図と照明の技術解釈を左右に並べたレビュー画面
認識合わせ(レビュー)画面
FEATURE 05

削減できた工数が、
数字で見える。

公演の進捗、承認率、そして「打ち込みにかかるはずだった時間をどれだけ減らせたか」を ダッシュボードで確認できます。書き出しの履歴も、誰がいつ何を出したかまで残ります。

  • 公演ごとの進捗と承認率
  • 推定削減工数(従来の手打ち時間との差分)
  • メンバーとロールの管理、招待
公演一覧・承認率・推定削減工数が並んだ管理ダッシュボード
管理ダッシュボード

目指すのは全自動流し込みではなく、
打ち込み工数を減らす“下地”の生成。

キューの状態とタイミングは機種ごとの差が大きく、共通の標準がありません。 CueSync は「打ち込みの下地(タイミング付きキュー雛形)」を出すことを現実的な到達点に置いています。

● 提供中

汎用 CSV

.csv

キュー番号・タイムコード・カウント・色・エリア・効果・フェード秒・意図・メモを列で書き出し。 表計算ソフトでそのまま開けます。

● 提供中

ETC Eos 系

USITT ASCII (.asc)

キュー番号・ラベル・アップ/ダウンタイム・チャンネルレベルを ASCII 形式で生成します。

● 提供中

grandMA2 / 3・ChamSys・Avolites

CSV 経由

標準のキュー取り込みが限定的な機種は、CSVを中間データとして運用します。

● 開発中

GDTF / MVR(パッチ)

.gdtf / .mvr

機材とアドレス、3D配置の相互運用。パッチとキューは別物として分けて扱う設計です。

正確にお伝えしておきたいこと。 書き出しの形式は各社の公開仕様に沿って実装していますが、コンソールは機種・ファームウェアによって 取り込みの挙動が異なります。本番でお使いいただく前に、必ず予備データでの取り込みテストをお願いしています。 導入時の検証はこちらでもご一緒します。

料金プラン

価格は現在調整中です。事前登録いただいた方には、確定次第ご案内し、先行利用のご相談も承ります。

Free

まず触ってみる

¥0

  • オペレーター席 1
  • 招待クライアント 3名まで
  • 同時イベント 1件
  • 書き出し お試し

Pro

制作会社 / 照明会社

準備中

  • オペレーター席 3席〜
  • 招待クライアント 無制限(無料)
  • 同時イベント 無制限
  • 書き出し フル+一括

Enterprise

大規模・複数拠点

応相談

  • オペレーター席 無制限
  • SSO / 監査ログ あり
  • ストレージ 大容量
  • 書き出し フル+API

課金するのは、照明側の席だけです。 演者・インストラクターの招待は無料。公演のたびに関係者が増えても費用は変わりません。 「関係者を呼ぶほど高くなる」ものにはしたくない、という考えからこうしています。

よくある質問

コンソールに全自動で流し込めるのですか?
いいえ。そこを一次ゴールには置いていません。パッチ(機材とアドレスの割当)とキュー(状態とタイミング)は 別物で、特にキューは機種ごとの差が大きく共通標準が乏しいためです。CueSync が目指すのは 「打ち込み工数を大幅に減らす下地(タイミング付きのキュー雛形)を生成すること」です。 最後の仕上げはオペレーターの手に残りますが、そこが技の見せどころだと考えています。
照明の知識がないインストラクターでも使えますか?
演者側の画面には専門用語を出していません。色・場所・雰囲気はタップで選ぶだけ、動きの意図は 普段の言葉で書けます。舞台の配置も、上から見た図に演者を置くだけです。 入力した内容が照明側にどう伝わっているかは、その場で確認できます。
手書きの良さや、オペレーターの解釈は失われませんか?
照明イメージには創造性と曖昧さが本質的に含まれます。それをすべて定型化することは目的ではありません。 CueSync が扱うのは「齟齬の起きやすい伝達の部分」だけです。解釈と技を置き換えるものではなく、 支援して可視化するものとして設計しています。「お任せでお願いします」も、明示的な状態として残せます。
現場のタブレットで使えますか?
PCブラウザとタブレットの両方に対応しています。ホーム画面に追加すればアプリのように起動でき、 操作ターゲットも指で押しやすいサイズにしています。オフラインでの編集は、 データの取り違えを防ぐため現時点では対応していません。
音源や公演のデータは安全に扱われますか?
音源は組織ごとに閉じた領域に保存し、認証を通した方だけが再生できるようにしています。 公演のデータも所属する組織の外からは参照できません。権限はロール(管理者/演出/照明/インストラクター) ごとに分かれており、たとえばインストラクターは技術値を編集できません。
いつ使えるようになりますか?
現在、実際の現場での検証を進めています。公開時期が決まり次第、事前登録いただいた方から順にご案内します。 「この公演で試したい」といったご相談も歓迎です。フォームのご要望欄にお書きください。